
子どもたちが元気に遊ぶ「かいじゅう公園」

さらに目を引くのが、恐竜の森をモチーフにした遊戯ゾーンに置かれた8體の恐竜像。このシンボルによって、近隣の子どもたちから「かいじゅう公園」と呼ばれるようになったそうです。このほか、木の幹をかたどった滑り臺やターザンロープ、ブランコなど、安全に遊べる遊具が設置されています。
四季を愉しむ、目黒川の遊歩道
世田谷區、目黒區、品川區を流れ、東京灣に注ぐ目黒川。1955年ごろまでの目黒川は、ホタルが飛び交う清流だったそうです。その後、近代工業化によって深刻な水質汚染を招きましたが、現在は品川區の浄化対策によって大幅な改善がみられています。
そんな目黒川の見どころは、緑豊かな遊歩道。愛犬の散歩やウォーキング、ランニングをする人の姿も見られます。春には見事な桜が満開になる區間も。東京灣から目黒川をさかのぼり、クルーズでお花見をするツアーも毎年人気となっています。
- 目黒川:平成26年5月撮影
北品川界隈に點在する自然豊かな憩いの場
大崎?品川エリアに隣接する北品川周辺は、意外にも緑豊かな公園が點在しています。江戸時代の桜の名所?御殿山に連なる高臺(権現山)にある権現山公園、クジラをイメージした遊具が目を引く東八ツ山公園、クジラ型の滑り臺や運河沿いにボードウォークを設置した東品川海上公園、障害者も利用しやすい設備を整えた東品川公園、等々。
このエリアの公園にクジラをイメージした遊具が多いのは、江戸時代の品川沖にクジラが迷い込んだ騒動があったから。東品川の利田神社には、この時のクジラを供養した鯨碑が現存します
- 東品川公園:平成26年5月撮影SLのある東品川公園:平成26年5月撮影
ウォーターフロントにはスポーツ施設も
北品川エリアのスポーツ施設として有名なのが、りんかい線「天王洲アイル」駅のすぐそばにある天王洲公園。敷地のほとんどが、野球やサッカーなどのスポーツを楽しめる人工芝の多目的広場になっているのが大きな特徴です。
ナイター利用が可能でウォーターフロントに隣接していることもあり、他の球場ではなかなか體験できないようなシチュエーションのゲームを楽しむことも。開放感ある空間で、のんびり草野球観戦している人の姿もよく見かけられます。- 天王洲公園の野球場は全3面:平成26年5月撮影
(掲載の情報は2015年9月時點のものです。)