
學校法人橫內學園は1970年代から幼稚園を運営し、地域の未就學児の教育に攜わってきました。最も多いときは120人にも上る園児を受け入れていましたが、松本市でも少子化が進んだため入園者の減少が続いています。
認定なぎさこども園 理事長?園長 橫內 冏様(中央)
丸の內病院事務部 部長 古幡 開太郎様(右)
認定なぎさこども園 理事 吉澤 曹典様(左)
それでも、なんらかの形で未就學児の教育に攜わっていきたいという思いは変わらず、教育事業の再開に向けて、さまざまな検討を続けてきました。地域の方々からも學校法人存続のためのさまざまな案を提供していただきました。
その検討中に、醫療機関の施設內保育所を幼稚園の敷地內に移転させ、その運営を委託したいという申し出がありました。これをきっかけとして幼稚園に保育所機能を付加したこども園の企畫検討を開始しました。
大和ハウス工業さんにこの計畫に參加していただいたのは、先の醫療機関のご紹介です。こども園として認定を受けられる施設の設計施工をお願いしました。新年度に開園できるかどうかが心配でしたが、無事竣工し、2018年度の開園に間に合わせることができました。
こども園には4つのタイプがあり、現在は幼稚園型として認定を受けています。將來的にはもっとも認定基準が厳しい幼保連攜型に移行する計畫があるので、それに対応する施設を想定しましたが、この點も満たしてもらえました。
開園した今年度は入園者を抑えてのスタートですが、進級などで年々園児は増加していくでしょう。スタッフの充実などソフト面を強化しつつ、定員いっぱいの運営に徐々に移行していく計畫です。
教育機関としての幼稚園の機能をきちんと果たしながら、共働きなどで乳幼児を預けたい親御さんの支援も図っていくことで、地域のみなさまに貢獻できる施設として成長させていきたいと考えています。
CASE3
認定なぎさこども園
-
少子化時代に対応する新しい未就學児用の施設。
-
地域住民の子育てを児童教育の視點から支援したい。
-
子どもがのびのびと生活できる環境を施設內外で整える。