環境
エネルギーコストの削減と環境への配慮持続可能な社會に向けて
カーボンニュートラル実現を目指して。
カーボンニュートラルとは、二酸化炭素をはじめとする溫室効果ガスの「排出量」から、人間による植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。2020年10月26日、日本政府は2050年までにカーボンニュートラルの実現を宣言しています。
カーボンニュートラルと建築
カーボンニュートラルを達成するためには、主に「エネルギー消費の削減」、「CO2を排出しないエネルギーヘの転換」「炭素の固定化」の3つが重要です。病院建築の分野では、「ZEB化」、「再生可能エネルギーの利用」、「緑化」が効果的な対策となります。
「ZEB化」「再生可能エネルギーの活用」「緑化」の取り組みはSDGsの実現にも寄與します。

新しい省エネ基準に対応した設計をご提案します。
省令により、2,000m2以上の醫療施設などの省エネ基準が引き上げられました(2024年4月施行)。これまで以上のエネルギー消費の削減が必要です。 BEI値の基準を満たさないと著工ができない可能性があります。
病院?醫療施設などの一次エネルギー消費量基準BEI値が「1.0」から「0.85」へ厳しくなりました
2030年からはBEI値「0.7」へと基準がさらに厳しくなる予定です
大和ハウスグループのZEBを詳しく見る
BEI値とは、國が定める一次エネルギー(※)消費量の基準値を「1.0」とした際に、當該建築物のエネルギー消費量がいくつになるかを示したものです。
- ※一次エネルギーは石油、ガス、太陽光などから得られるエネルギー。これらを変換?加工したものを二次エネルギー(電気、燈油、都市ガスなど)といいます。
長期視點でエネルギーコストを削減パッシブコントロール/スマートマネジメント/
アクティブコントロール

パッシブコントロール

自然光利用
- 熱や紫外線をカットしながら自然光を導入。照明電力を削減するとともに、快適性を向上します。
屋上緑化
- 空調負荷を軽減し、CO2を軽減します。
日射遮蔽
- 庇やルーバーで窓から進入する日射を制御し、室內の熱負荷軽減を図ります。
スマートマネジメント

照明制御
- 各種センサーによる照明器具の制御を行います。
BEMS(Building Energy Management System)
- 施設內で使用されるエネルギーや資源を計測することで、省エネのための方策を立てやすくなります。
デマンド監視
- 設定した電力量を超えないよう、常に監視します。電力の使い過ぎを抑制します。
低放射化コンクリート
- 放射線による放射化を抑制する能力があり、普通コンクリートと比べ放射化度は1/10~1/10000。
放射線にさらされる施設の解體時に、コンクリート計放射性廃棄物を大幅に低減します。
アクティブコントロール

室外機水噴霧
- 水噴霧による冷卻効果で、室外機の熱交換効率を向上させます。
リチウムイオン蓄電池
- 通常は電力のピークシフトに利用。停電時はパソコンや攜帯電話への充電や、テレビ、ラジオなどへの電源として活用します。
- 太陽光発電
- エネルギー現が無盡蔵でクリーンな太陽光発電システム。騒音や排気ガスを出しません。
ポンプのインバーター化
- 空調用ポンプをインバーター制御し、低負荷時の搬送動力?エネルギーコストを軽減します。
空調機制御 [外気冷房]
- 外気溫度が室溫より低いとき、外気の取り入れ量を増やし冷房負荷を軽減します。
効率の高い照明計畫
- エネルギー効率の良いLED照明などの照明器具を、部屋の用途に合わせてご提案します。
- 地中熱利用空調システム
- 再生可能エネルギーの一つである地中熱を空調機の熱源として利用。十分な熱量の採取が可能な地域では、一般的なエアコンよりも消費電力を削減します。
室外機水噴霧
- 水噴霧による冷卻効果で、室外機の熱交換効率を向上させます。
リチウムイオン蓄電池
- 通常は電力のピークシフトに利用。停電時はパソコンや攜帯電話への充電や、テレビ、ラジオなどへの電源として活用します。