目的に合わせた各種施設(shè)の建設(shè)をトータルプロデュース
CASE1
気軽に行ける寺院と納骨堂の複合施設(shè)でお墓參りのある暮らしを提供する。
建設(shè)地 | 東京都墨田區(qū) |
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建物用途 | 寺社?納骨堂 |
敷地面積 | 419.81m²(126.99坪) |
延床面積 | 1,105m²(334.26坪) |
竣工 | 平成28年4月 |
建物概要 | 5階建て |
平成28年5月、東京都墨田區(qū)に“お墓參りのある暮らしの提供”をコンセプトとした納骨堂「吾妻橋 天空陵苑」が開設(shè)されました。事業(yè)主は、宗教法人 法華寺様。昭和6年に創(chuàng)建され、近隣からは駒形鬼子母神としても厚い信仰を集めておられる寺院です。そして、このお墓の販売代理を行うのが、株式會社サンセキ様。墓石や建築石材の卸業(yè)として、高い実績を持つ企業(yè)です。
近年、お墓は全國的に減少傾向にあるといわれています。特に都市部においては、埋葬施設(shè)の不足や価格高騰により、自宅から遠く離れた郊外にお墓を建てる場合も珍しくありません。「時季に限らず、もっと気軽にお墓にお參りして欲しい」と考える法華寺様では、以前より納骨堂に注目。しかし、都心にある自坊の限られた敷地では、多くの方々を祀る大きな建物の建設(shè)は難しいことや、日常の運営管理面から見ても実現(xiàn)性は難しいと感じておられました。
2014年、東日本大震災の影響から本堂の建て替えを検討する中、大和ハウス工業(yè)と納骨堂システムを手がけている株式會社ダイフク様との出會いが、今回の計畫が具體化するきっかけとなったのです。
一方、墓石の販売を長年行ってこられたサンセキ様も、お墓を取り巻く昨今の意識の変化や、埋葬についての新たなニーズに対応すべく、都市部における納骨堂に著目。両者の思いが重なったことで、納骨堂の販売?運営などの事業(yè)主體を法華寺様、販売代理をサンセキ様が擔うプロジェクトがスタートすることとなりました。
計畫は、法華寺本堂を建て替え、敷地を最大限に活かした建物となりました。1階が日蓮宗法華寺の本堂、2?3階に合計11ヶ所の參拝スペースが設(shè)けられており、コンピュータ制御によってご遺骨の納まる廚子が、參拝スペースまで運ばれ、対面する可動収納型のお墓です。宗旨?宗派は問わず、4,500基の廚子を納めることができます。
大和ハウス工業(yè)では、限られた敷地を有効活用できるよう、自動搬送式の納骨堂に多くの実績を持つダイフク様と協(xié)力し、施設(shè)提案をさせていただきました。さらに、法華寺様の「もっと気軽にお參りして欲しい」という思いを受け、重厚感や威厳を前面に出す他の納骨堂とは一線を畫し、“明るく、親しみやすい空間づくり”に重點を置いた建物となりました。
「もっと気軽にお墓參りして欲しい」という願いが実現(xiàn)しました。
宗教法人 法華寺 住職 石川 修道様
天空陵苑の開設(shè)後には「自宅の近くにお墓があれば行く機會も増える」と、移転を希望される聲も多く聞かれるようになりました。また、納骨を機に檀家になられるケースも見受けられます。
地域の理解も得られ、本堂の建て替え計畫と、長年溫めてきた納骨堂の建設(shè)を一度に行うことができ、とても満足しています。また、施工中における近隣への配慮にも感心しました。もちろん、本堂についても以前と遜色ない雰囲気で、かつ構(gòu)造的にも安心できるものに仕上がっており、建物にも大いに満足しています。
明るく親しみやすい納骨堂は、多くの方から好評をいただいています。
株式會社サンセキ 代表取締役 熊野 俊也様
納骨堂は、大きな墓石は使いませんが、ご遺骨をお預かりする點はお墓と変わりません。當社は今回のプロジェクトを機に、石材業(yè)ではなく埋葬業(yè)として考えを転換することにしました。天空陵苑のプロモーションに関しては、住職のご理解をいただき、あえて親しみやすさを前面に出した內(nèi)容で展開。休日ごとにご家族連れの見學者がたくさん來られますが、當社の石材を多用し、照明に工夫が施された明るく趣ある館內(nèi)をご覧になり、皆さまから『従來のお墓のイメージと異なり、明るい気分になれる』と好評をいただいています。