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プロパティマネジメントが不動(dòng)産価値を上げる (5)イノベーションによってBEMSはさらに進(jìn)化する
公開日:2018/08/30
BEMSは単にビルのエネルギーを管理するだけにとどまらず、災(zāi)害や火災(zāi)などのビルの安全性、ひとりひとりの生産性を高める快適性、様々なデータの集積による新たなビジネスの創(chuàng)出までを含んだ、未來への可能性を持ったシステムです。
東日本大震災(zāi)をきっかけにBEMSの開発が急速に進(jìn)む
BEMSは、東日本大震災(zāi)をきっかけに、大きく進(jìn)歩しました。突然起こった電力不足や將來いつ起きるかも分からない事態(tài)に備えるためにも、省エネルギーやエネルギー供給の適切な管理が大きな課題となったわけです。
災(zāi)害時(shí)でも事業(yè)を止めずに継続することを、「事業(yè)継続マネジメント(BCM)」と呼びますが、特に震災(zāi)以降は、災(zāi)害が起こっても、スムーズに事業(yè)が継続?再開できるような機(jī)能を求める企業(yè)が増加し、BCMを含んだBEMSの機(jī)能を持つことが、オフィスビルや工場などにおいて必要條件となりました。
また、震災(zāi)後は電力料金の値上げもあり、電力エネルギーのコントロールによる電気料金のコントロールや新電力に対応するBEMSの開発も進(jìn)みました。
さらに、ICT技術(shù)、ネットワーク技術(shù)の進(jìn)歩とともに、通信規(guī)格の標(biāo)準(zhǔn)化やクラウドサーバーの活用などによってデータの蓄積、共有、分散がローコストで実現(xiàn)するようになり、これまで大規(guī)模ビルでしか採用されなかったBEMSが、中小規(guī)模のビルにでも大きなコストをかけることなく採用できるようになりました。
そして今や、再生エネルギーの活用、スマートグリッドと呼ばれるICT技術(shù)によってリアルタイムにエネルギー需要を把握し、効率良く電気を送電する仕組みづくりにまで発展しています。特にスマートグリッドは、國や自治體も強(qiáng)く推進(jìn)しており、日本が注力する産業(yè)分野のひとつとして、今後のさらなる発展が見込まれています。
資源エネルギー庁「省エネルギー対策について」
資源エネルギー庁から平成27年4月に発表された「省エネルギー対策について」では、「2030年に向けた追加的な主な対策の全體像」という項(xiàng)目の中で「BEMS」が次のように重視されています。
「見える化による意識(shí)改革、設(shè)備更新による効率化、設(shè)備運(yùn)用改善。BEMSはこれら省エネルギーの構(gòu)成要素に必須なシステムであること」また、「BEMSの効用を最大限発揮させるため、エネルギーマネジメント支援サービスの活用を促進(jìn)することが、BEMSの普及と併せて重要」
具體的には、ビル?家庭において、エネルギー使用狀況、活動(dòng)環(huán)境の狀況、消費(fèi)者の行動(dòng)把握など、センサー?カメラを用いた情報(bào)収取(BEMS?HEMS?スマートメータの導(dǎo)入)を行い、その情報(bào)を活用することで、使用者や電力供給の狀況に応じた最適なエネルギー管理サービスを提供し、エネルギー消費(fèi)効率を最大化(同時(shí)により快適な活動(dòng)環(huán)境を提供)するスマートなビル?住宅の実現(xiàn)を目指すというものです。さらに、「電力システム改革をきっかけとして、新たなサービス提供ビジネスを活性化していく」とし、建築物については、2030年までに新築建築物の平均でZEB(ネット?ゼロ?エネルギー?ビル)を?qū)g現(xiàn)することを目指すとしています。
図1 IoT等を活用した新たなエネルギーマネジメントの実現(xiàn)
資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調(diào)査會(huì)資料より抜粋
BEMSはICTの力でより進(jìn)化する
時(shí)代のニーズや技術(shù)の変化にともない、BAS(ビルディングオートメーションシステム)は、BEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)として機(jī)能を拡大し、大きな進(jìn)化を見せてきました。そして、資源エネルギー庁が描くビジョンも見えてきました。
將來、このようなビジョンを?qū)g現(xiàn)していくには、一企業(yè)や一自治體だけで努力しても、限界があります。國や自治體、民間企業(yè)、大學(xué)などが緻密に連攜をとり、オープンな環(huán)境の中で、イノベーションを目指す、いわゆる「オープンイノベーション」の考え方と行動(dòng)が不可欠です。
さらに、BEMSでは実に様々なデータが収集できます。IoTやAIの活用によって様々なビッグデータを蓄積し、そのデータをVRやARなどのICTの最新技術(shù)を組み合わせたり、異業(yè)種との積極的なコラボレーションを図り、データを科學(xué)的に分析、応用したりすることができれば、様々な新しいサービスやアプリケーションに開発につながります。そのためにも、あらゆるプレーヤーがデータを共有できるようなオープンな環(huán)境が必要となります。
働く人々が大半の時(shí)間を費(fèi)やすオフィスや工場を起點(diǎn)にしたサービスは、実に多くのデータが眠っています。単に省エネルギーや快適空間の確保のみならず、技術(shù)の進(jìn)化とユニークな発想によって、資源エネルギー庁が提唱するように、新たなサービスが出現(xiàn)する可能性は十分にあるといえるでしょう。