愛貓家のOさまご夫妻が建てられたのは、5匹の貓が楽しく健康的に暮らせる工夫に満ちた「貓ちゃんファースト」のお住まい。リビングには外を眺められる窓やストレスなく回遊できる「貓動線」を考えたトンネルやステップが設けられ、貓たちは遊んだり、寢そべったり、自由気ままに過ごしています。「貓たちのリラックスした姿を眺めていると、私たちも幸せな気持ちになります」とOさまの顔がほころびました。
貓たちが気ままに楽しく過ごせる
居場所をバラエティ豊かに設けたリビング
南側の窓から光が明るく差し込むリビング。構造柱に造り付けた貓ステップ、壁面の貓トンネル、貓シェルフ、窓辺のベンチ収納など、貓たちの居場所がバラエティ豊かに設けられています。「貓たちが楽しんでいる様子が見られて大満足。インテリア的にも気に入っています」とOさま。
窓際のベンチで外を眺めて日向ぼっこ
収納の半分は丸窓付きの隠れ家に
南側の掃き出し窓は高さを上げて、窓下にベンチ収納を造り付け、貓たちが一段高い位置から外を眺められるようにしました。ベンチ収納は暗い場所の方が落ち著くタイプの貓のために、半分を丸窓付きの貓の隠れ家にし、もう半分は収納スペースにしています。性格の異なる貓たちが自分好みの居場所を選べるように造り込まれているのもOさま邸の魅力です。
柱のキャットステップやブリッジを通って貓たちはリビング內を自由に移動
構造柱を利用したキャットステップは、貓たちが登りやすい棚板の幅や間隔を考えて作られたもの。キャットステップからブリッジを通って、壁の貓トンネルへと移動できる仕掛けで、貓たちがストレスなく回遊できる「貓動線」になっています。貓の肉球を下から眺められるよう、ブリッジの底板を透明にしたのも楽しい工夫です。
カラフルな貓トンネルやシェルフがインテリアの素敵なアクセントに
壁に取り付けた貓トンネルには貓たちの名前のイニシャルがついたカラフルなパネルをあしらいました。さらに、貓がこもれるハウス型と足場となる葉っぱ型のかわいいスチール製シェルフも設置。複數のルートから行き來でき、トンネルの上の窓から外も見えるので、貓たちもお気に入りの様子です。
マグカップ型の照明がかわいいキッチン
木目の吊り戸棚やタイル壁でお灑落に
マグカップ型のポップなペンダント照明がかわいい対面キッチン。背面の収納カウンターの壁にモザイクタイルを張り、吊り戸棚の扉は木目にしてナチュラル感を出しています。寫真手前にパントリーがあり、通り抜けると洗面?浴室へも直接つながります。
階段下の空間を広いトイレスペースに
換気扇を設置することで人も貓も快適
階段下の空間を有効活用したトイレスペース。5匹の貓が出入りしやすいよう、アーチ狀の入口を2つ設けました。広い內部は貓砂やキャットフードなども収納できて便利です。また、窓を設けて光を採り入れ、専用換気扇も設置。人も貓も快適に暮らせます。
愛貓をデザインしたステンドグラスで洋室と階段に美しいアートの彩りを
バルコニーに面した2階ゲストルーム。愛貓たちをデザインした3つのステンドグラスはOさまが用意されたもの。ステンドグラスの大きさに合わせて壁をくり抜き、美しくはめ込まれています。ステンドグラスは外側の階段壁を彩るアートにもなっていて、上り下りするのが楽しそう。
外観
木の家づくりがしたかったので、「xevo GranWood(ジーヴォ グランウッド)」で、鉄骨の技術を活かした木造住宅が建てられると知って注目しました。決め手は営業擔當の根建さんをはじめ、家づくりに必要なあらゆる分野の知識に精通したプロたちから成るチームが素晴らしく、安心して任せられると素直に感じたことです。遮熱外張り斷熱工法で心地いい室內環境が実現できて、床下基礎斷熱で床下の結露が防げるのも魅力でしたね。うれしかったことに、我が家はちょうど階段下の貓トイレに通気口があり、床下専用の換気扇で空気が排出されるので、トイレ內の換気扇との相乗効果で臭いにも悩まされず快適です。
我が家は共働きで貓たちが留守番をする時間が長いので、外を眺められる窓と上下運動ができる十分なスペースを要望しました。インテリア擔當の山口さんが貓の習性を理解していろんな提案をしてくださるので、打ち合わせをするのが楽しくて時間が過ぎるのがあっという間。私たちが「こんな造作を付けたいな」とふんわりと考えたものを絵にしてお見せすると、実現可能な形でバランスよく提案してもらえるので、どんどんアイデアが膨らみました。
インテリア擔當の山口が描いたスケッチをベースに、構造的に必要な柱を利用したキャットステップや階段下の広い空間を活かした貓トイレスペースなど、工夫を凝らしたプランを図面に反映していきました。Oさまご夫妻の熱意にお応えすることができてうれしく思います。
貓ちゃんのことを「ペット」ではなく「ご家族」と考えて、いろいろなアイデアをご提案させていただきました。特に貓ちゃんたちがストレスなく回遊できる「貓動線」にこだわり、貓トンネルはいくつかの方向からアクセスできるように工夫しました。また、トンネルの上の橫長の窓からは外を眺められるようにしています。貓ちゃんの目線に立った家づくりは、私にとっても勉強になることばかりで貴重な経験でした。
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