客人を招き、和の文化でもてなす風雅な住まい

和の風情がお好きなCさまご夫妻が建てられたのは、『xevoΣ（ジーヴォシグマ）和暮らし』の住まい。大學で教鞭をとるCさまは、「外國からの客人や教え子の留學生にも好評です」とお喜びです。土間玄関とつながる客間は障子を開けると畳リビングやダイニングとつながり、2m72cmの天井高と相まって開放感ひとしお。障子越しに自然光が穏やかに差込み、大空間を明るく包みます。「和のくつろぎ感が落ち著きます。大勢の人を気軽に招ける理想の住まいになりました」と笑顔で語るCさまです。

切妻屋根と大きな下屋で陶器瓦を美しく見せて和を表現した風情ある外観

１階に重心を置き、下屋の瓦屋根を美しく見せた切妻屋根のバランスの良い外観。立體感のある割石調の外壁に、深い軒が趣豊かな陰影を創り出しています。瓦を載せた門塀でいっそう和の風情を感じる佇まいに。
彫りの深い外壁に玄関引戸や格子が調和する和の趣豊かな玄関ポーチ

彫りの深い墨色の外壁が、木調の玄関引戸や格子壁、深い軒天と美しいコントラストを見せる玄関ポーチ。鉄錆色の踏み石や白玉砂利に瓦を埋めたアプローチの演出も和の佇まいにしっくりと調和しています。
障子を開放すると、客間、リビング、ダイニングがひとつながりの大空間に

オープン欄間付障子を開放すると、客間、畳リビング、ダイニングキッチンがひとつながりになり、天井高2m72cmの大空間に。畳リビングには掘り座卓を造作?！复髣荬韦蜆敜い椁筏皮猡妞盲郡辘膜恧い扦い郡坤堡蓼?。學生達を招いて客間で百人一首も楽しみました」と笑顔のCさま。
キッチンの化粧天井からやわらかな光が拡散する和モダンなダイニング

キッチン上に設けた板張り天井からやわらかな光が美しく拡散するダイニングキッチン。ガスコンロの橫壁には藍色のタイルを貼り、インテリアのアクセントに。和モダンな空間に和紙張りの照明が調和しています。
玄関ホールはタイル土間で囲み直接客間に上がれる動線に

タイル土間で囲み、お客様とご家族の動線を分けた玄関ホール。お客様は土間から直接、和室の客間に上がれるので、ご家族の暮らしと切り離せます。トイレも玄関に配置し、外に手洗い臺を。朱色の陶器ボウルが印象的です。
洗面室は黒カウンターに
藍色タイルや陶器ボウルの洗面臺で和風旅館のように

キッチンから続く家事動線の良い洗面室。洗面化粧臺は黒いカウンターに藍色のタイル壁をあしらい、深緑色の陶器ボウルと真鍮風の水栓金具で和風旅館のような雰囲気に。
網代柄の天井や紺色の壁でシックに演出した寢室
クローゼットも広々と確保

網代柄の天井で和のテイストを取り入れた寢室。紺色の和紙クロス壁に橫長窓を配し、ほどよく光を採り入れています。パープルのベッドカバーがシックな空間の差し色に。収納力たっぷりのウォークインクローゼットも設けました。

外観
玄関ポーチ
客間/リビング/ダイニング
キッチン/ダイニング
玄関ホール
洗面室
寢室

SPEC

所在地：東京都
家族構成：夫婦＋子ども1人
商品名：xevoΣ

敷地面積：169.66m²（51.32坪）
延床面積：132.24m²（40.00坪）　1階：83.38m²　2階：48.86m²
竣工年月：2018年1月

ダイワハウスに決めた理由

和のテイストが好きだったので、「xevoΣ（ジーヴォシグマ）和暮らし」の開放的に使える洗練された空間に魅力を感じました。人をたくさん招きたかったので、障子の開閉で「続き間」をつくることができるなど、間取りが柔軟に使えるのも気に入りました。提案されたプランを見て、「私たちの想いをこんなに汲み取ってもらえるとはスゴイ！」と感動し、一気に家を建てたい気持ちが高まりました。

家づくりを振り返って

憧れが形となって家が創り上げられていくプロセスは魔法を見るようでした

営業擔當の越沢さんが私たちの漠然とした話から希望のイメージを具體的に引き出してくださったおかげで、家づくりで私たちが大切にしたいのは何なのかが明確に見えてきました。また、設計擔當の富岡さんのセンスと提案力で頭に描いていたイメージが形になり、素敵な和の家が創り上げられていくプロセスはまるで魔法を見るようでした。「多くの方を招いておもてなしできる住まいにしたい」という思いが葉って大満足です。

擔當者のメッセージ

鉄骨造でも完成度の高い和風住宅が実現できることをお伝えしました

Cさまご夫妻は和のテイストがお好みでしたので、和風の住宅展示場にご案內し、鉄骨造でも外観、內観とも完成度の高い和の住まいが実現できることをお伝えしました。併せて構造、性能、工程などもわかりやすくご説明し、『xevoΣ』の魅力をご理解いただきました。また、全てお任せくださったご信頼にお応えできるよう、土地購入の交渉などもサポート。ご予算の範囲で工夫してご要望を葉えました。

シーンに合わせてフレキシブルに使える障子の間仕切りをご提案しました

「外國人のお客様に日本の文化を感じてもらえる住まいにしたい」というCさまの思いに応え、障子の間仕切りをご提案。畳のリビングは和室ともダイニングともつながり、シーンに合わせた使い方が可能です。玄関ホールは木格子、化粧天井の間接照明、枯山水風の踏み石で風雅な旅館のように演出。プライベートとパブリック空間を分ける動線にこだわり、お客様が玄関土間から直接客間に出入りできるようにしました。

和の色を差し色に建築美と調和した上質感漂うインテリアにしました

プランで和の美しさが建築的にしっかりと創り上げられていたので、インテリアはあえて少し引いた感じにし、紫、朱、藍色を差し色に使いました。また、寢室は藍色とうぐいす色の壁紙に紫色のベッドカバーでシックなインテリアにまとめ、落ち著いた雰囲気ながら、上質感漂うリゾートホテルのように演出しました。コーディネートをすべてお任せくださったのですが、お喜びいただけて大変うれしく思います。

和のしつらえに詳しい大工と打ち合わせを重ね、細部まで気を配りました

『xevoΣ』の構造を生かしつつ、設計士の意図通りの和室を実現できるよう、和室に詳しい大工と打ち合わせを重ねました。また、二週間に一度、現場で撮影した施工寫真をCさまにメールで送付し、進捗狀況をご確認いただきました。資材置き場が煩雑にならないよう現場管理にも気を配り、基礎の配筋検査、完了検査などもしっかり行って、長く安心して住んでいただける建物に仕上げています。完成したお住まいを見て、和の家の魅力を改めて感じました。