南那須?大金臺林間住宅地
「森の暮らし」を支える/感じる
南那須?大金臺林間住宅地/2023.01.27
初秋の雨上がり、北関東の丘陵地に位置する南那須?大金臺林間住宅地を散策しました。周辺はコナラやクヌギなどの雑木林とアカマツやヒノキなどの針葉樹の林が広がっています。起伏に富んだ地形を縫うように道路が整備され、敷地は平たんな場所や少し起伏のある場所などさまざまです。
緑道が多いと聞き、何カ所か歩いてみることにしました。まず管理事務(wù)所に近い緑道の階段を下りると、キバナアキギリが群生している場所に出ました。學(xué)名はサルビア ニッポニカ。日本に自生するサルビアの仲間です。近くでは黒い実をつけたヤブミョウガも群生していました。
キバナアキギリ
名前は秋に咲く花がキリに似ていて黃色いことから。サルビアの仲間。アキギリは紫色
アオツヅラフジ
花は小さく黃白色で夏に咲く。果実は秋に粉白を帯びた黒色に熟す。有毒。雌雄異株のつる性植物
ナギナタタケ
雑木林に生育する傘のない鮮黃色のキノコ。太く人の指のような形をした赤色のカエンタケは猛毒
次に向かった緑道は緩やかな上り坂。遠(yuǎn)くからでも目立つ真っ赤な実をたくさんつけていたのはガマズミです。林縁では小さなブドウの房のように黒い実のかたまりをつけたアオツヅラフジや、ヤブマメとクズの花も見られました。次の緑道に向かう途中、道沿いの濕った落ち葉の間からナギナタタケが顔を出していました。鮮やかな黃色いイソギンチャクのような姿が薄暗い林の中で目を引きます。
広い車道に植えられた街路樹のトウカエデやサクラは幹が太く、大きく枝を広げています。サクラの花の季節(jié)、紅葉の季節(jié)はどんなに美しいだろうと想像しながら歩いていると、コナラやクヌギのどんぐりやクリのイガが歩道一面に落ちているところが何箇所もありました。林間住宅地內(nèi)に數(shù)カ所ある池のひとつでダイサギが獲物を狙う様子や、カイツブリとカルガモがゆったり泳いだり休んだりしている様子を見ていると、鮮やかなコバルトブルーの鳥が視界を橫切りました。カワセミです。水辺に立つ切り株にほんの數(shù)秒間とまり、すぐに飛び立ってしまいましたが、貴重な瞬間を目にすることができました。次の緑道へと歩いているとアケビの実が落ちていました。その近くで咲いていたのはツリガネニンジンです。青みがかった白い花が風(fēng)に揺れていました。
カルガモ
くちばしは黒く、先端が黃色い。ほぼ雌雄同色。全國で繁殖し、北海道では夏、本州以南では一年中見られる
カワセミ
光沢のあるコバルトブルーの背中と長いくちばしが特徴。水に飛び込み魚を捕らえる。北海道では夏、本州以南では一年中見られる
ツリガネニンジン
釣り鐘狀の花を下向きにつける。花も葉も輪生する。ニンジンは根が高麗人參に似ていることから
スカシダワラ
大型のガ、クスサンの繭。網(wǎng)目狀なので透かし俵の名がある。ヤママユ(天蠶)の仲間。長毛の幼蟲はシラガタロウと呼ばれる
最後の緑道の階段を上がりかけた時(shí)、足元にあったのはビー玉ほどの小さな丸いスズメウリの実です。熟すと白くなる実はうっすら白くなりかけていました。近くにはスカシダワラが。翅(はね)を開くと10cmを超す大きなガ、クスサンの繭です。漢字で書くと透かし俵。ぴったりの名前です。既に羽化したのか、中は空でした。紅葉にはまだ早い時(shí)期でしたが、秋の実りがあちらこちらに見られ、変化に富んだ景色とともに楽しむことができました。
関口 亮子
自然観察指導(dǎo)員/1級造園施工管理技士/グリーンアドバイザー
ダイワハウスの森林住宅地において、最初に販売を開始したのがここ、栃木県那須烏山市に広がる南那須?大金臺林間住宅地です。1973年(昭和48年)の販売開始から約半世紀(jì)を迎えた成熟の住宅地で、豊かな里山の景色とも馴染み、落ち著いた雰囲気に包まれています。この住宅地では、道路の清掃作業(yè)などの日常的な巡回業(yè)務(wù)のほか、経年によって変化した環(huán)境の整備が順次進(jìn)行中??荬炷兢涓吣兢畏?、汚水処理施設(shè)の改修工事などを段階的に進(jìn)めています。
取材撮影/2022年10月13日、14日
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