【あそ通信】山鹿燈籠まつり
- 更新日:2014年07月17日
- カテゴリ:周辺情報
【あそ通信】




山鹿の夏の風物詩
平成26年8月15日(金)?16日(土)、山鹿市で「山鹿燈籠まつり」が行われます。“奉納燈籠踴り”や“たいまつ行列”、“納涼花火大會”など、さまざまな催しが用意され、熊本県內外から約30萬人が訪れる一大イベント
山鹿市の夏の風物詩となっています


祭りの紀元には諸説ありますが、今から約1900年前
、熊本県內をご巡幸中の景行天皇が現在の山鹿市あたりで濃霧で道に迷われ、住民が松明を手に大宮神社までご案內したという伝説に由來するといわれます
以來、住民たちは大宮神社に松明を奉納し、室町時代には松明から紙製の燈籠?金燈籠(かなとうろう)を奉納するようになったそうです





燈籠も見所の一つで、街中にある燈籠とは別に、大宮神社に奉納される燈籠もあります
十修行を積んだ“燈籠師”と呼ばれる職人が、和紙と糊だけで作ります
神社に奉納する燈籠は神聖なもので、燈籠師は毎年4月に大宮神社でお祓いを受け、しめ縄を張った作業部屋にこもって物忌みをするほどです
山鹿燈籠は精巧な蕓術品で、平成25年には県の伝統工蕓品にも指定されています。



祭りのクライマックスは、16日(土)夜の「千人燈籠踴り」
民謡「よへほ節」の調べに合わせ、頭に金燈籠をのせた浴衣姿の女性たちが舞い踴ります
「主は山鹿の骨なし燈籠、よへほよへほ…」と三味線と太鼓に合わせた歌聲、暗闇にゆらゆらと揺れる燈籠の明かり、優雅に舞う女性たちの姿…
幻想的な光景に、約1900年前にタイムスリップしたような気分を味わえます




一年に一度だけの催しです。夏の夜風にあたりながら幻想的な雰囲気に酔いしれてみませんか

2011年8月撮影
熊本県山鹿市山鹿196(大宮神社ほか)
TEL/0968-43-1579(山鹿市役所観光課)
■8月15日(金)
奉納燈籠展示(午後/山鹿市各町內)
奉納燈籠踴り(18:30~/大宮神社)
納涼花火大會(20:00~21:00/菊池川河川敷)
燈籠踴り(18:30~23:00/おまつり広場)
■8月16日(土)
景行天皇の奉迎儀式(19:50~/菊池川河畔)
たいまつ行列(20:20~21:15/菊池川、山鹿市內、山鹿小學校グラウンド)
千人燈籠踴り(第1部 18:45~20:15 第2部 21:00~22:00/山鹿小學校グラウンド)
上がり燈籠(22:00~/山鹿市各町內、大宮神社)
アクセス/ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾートから約36km、車で約40分