スミ付け祭りに行ってきました。
- 更新日:2011年02月12日
- カテゴリ:四季だより
盛岡市の隣の町の矢巾町という町で「スミ付け祭り」という奇祭があると聞いて行ってきました
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この祭りは火難除け、安産、無病息災を祈願する祭りとして約400年前に始まり「焼き観音お年越し」として伝えられ、別名「せあどたき」と言われているそうです
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矢巾町の実相寺というお寺で行われ、今年は寫真コンテストも行われると聞き出かけてみました
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この祭りは火難除け、安産、無病息災を祈願する祭りとして約400年前に始まり「焼き観音お年越し」として伝えられ、別名「せあどたき」と言われているそうです

矢巾町の実相寺というお寺で行われ、今年は寫真コンテストも行われると聞き出かけてみました

祭りが始まると積み上げられた杉の枝木に點火し、その燃えさしの炭を手につけお互いの顔に付け合いながら一年の無病息災を祈願するそうです

午後5時半から住職の読経が始まり、山積みにされた杉の枝が勢い良く燃え上がります。いよいよ祭りのスタートです
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餅まきとお神酒や生酒が振舞われます

私も一獻と甘酒をいただきます

杉枝が燃えて下火になってくると周りがザワザワとしてきました

集まった人々が杉の燃え殘った枝を雪にこすりつけてから手のひらにグリグリと炭を付け始めます

すると隣同士誰とも構わずに手に付いた炭をお互いの顔にこすり付けていきます

私は炭を付け合っている人々の中を上手くすり抜けながら境內に山積みに置いてある餅まきの殘りの餅を発見します

餅をつまみに甘酒を頂きながら、「こういう伝統文化を皆が生き生きと守り続けている姿も美しいものだなあ~」

元気な小學生に見事に炭をつけられてしまいました

「やったな~!待てー!」

走り疲れすっかり體力を使い果たし、「伝統文化を守り続けるには並々ならぬ體力も必要だ!」と改めて実感した一日でした


実相寺 リゾートより約45km
※掲載の寫真は全て平成23年2月撮影
~ITO~