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アスピーテ體験隊(duì)が行く『巖手山に登ってみよう【登頂編＜反省編＞】』

更新日：2010年08月16日
カテゴリ：自然観察

　午後8時(shí)、リフトの上の駅に到著、あと少し最後の下りを殘すのみです。ところが、ここでとうとう真っ暗になってしまいます

。

　ぼんやりと浮かぶリフトの影、「これに乗って帰れたらどんなに楽だろう」などと考えますが、動(dòng)くはずもありません

。

　どちらに向かって進(jìn)めば良いのか、道が全く見(jiàn)えません。

　「せめて月でも出てくれていればなあ」この日は新月から２日目、お月様にも見(jiàn)放されたようです

。

　同行スタッフがザックの中をごそごそと何か探しています。

　「あった！これを使って下りましょう！」彼が取り出したのはＬＥＤを使った小さなライト、頭に巻いて使えるようにゴム製のバンドがついています

。

　ライトを點(diǎn)燈し、あたりを照らしてみると???

　登山道が見(jiàn)えました！これでなんとか登山口まで下りられそうです

。

これがなかったらどうなっていた事か???

　ライトをつけたスタッフのすぐ後ろを注意深く下りていきます。一つしかライトが無(wú)いので、自分の足元が良く見(jiàn)えません。ちょっとした段差を踏み外し、滑って転んでしまいます

。

　特に足場(chǎng)の悪い場(chǎng)所では、足場(chǎng)をライトで照らしながら、順?lè)艘蝗摔氦南陇辘皮い蓼?img alt="" src="/shinrin/images/icon/m0150_ic.gif" class="icon" />。

　最後の下りはかなりの急斜面、足腰の踏ん張りがきかず何度も転びます

。

「ここで、少し休憩しましょう」とのスタッフの聲、「ふぅ～助かったー」

下山後私が購(gòu)入したライト、
首からぶら下げて使えるタイプです。

　斜面に體を預(yù)けて、橫になります。見(jiàn)上げると満天の星空

、「なんて気持ちがいいのだろう」大人になってから草むらに寢転がって星をみる事はなくなっていました。子どもの頃遊びつかれて大の字になって草の上に寢転んだ懐かしい記憶がよみがえってきます。

　頭の上を光る物體が通り過(guò)ぎていきます。「なんだろう？」

　「少しライトを消してみましょうか」、同行スタッフがライトを消すと???

　あたりの草むらには無(wú)數(shù)の蛍の群れが飛び交っています。「なんて綺麗なのだろう???」

手袋は怪我防止の為、
指先まできっちり保護(hù)するタイプが必要です。

　スタッフが持っていた最後に殘ったペットボトルの水を分け合って飲みます、「水場(chǎng)で水を汲んでおいて良かったですね」

。

　ライトで照らしていても草むらの中の登山道はところどころ不明瞭になっています、何度か道を見(jiàn)失いそうになります。

　一度は間違って沢を下りて行きそうになりました

。

帽子も必帯！
ツバが広く全周にまわっているものがおすすめ、
黒や赤以外の色が蜂に攻撃されなくて良いです。

　登山口の駐車(chē)場(chǎng)が見(jiàn)えてきました。「もう少しでコーラが飲める！あと少し！頑張れ！」と自分を奮い立たせます

。

　そしてついにゴール！「無(wú)事に帰れて本當(dāng)に良かった～！」

　へとへとになりながら、自動(dòng)販売機(jī)に向かい、コーラを買(mǎi)ってその場(chǎng)に座り込みぐびぐびと飲み干します。はじける炭酸が喉を潤(rùn)し、その美味いことといったら！！

　時(shí)計(jì)を見(jiàn)ると午後10時(shí)30分、なんと往復(fù)14時(shí)間もかかっていました。

　熊との不用意な遭遇を防ぐため、　　　　　　　　　衣類(lèi)は吸汗?速乾タイプが絶対おすすめ、
　熊鈴などで音を出しながら歩き、　　　　　　　　　　綿製のものは汗で肌に張り付き動(dòng)きを妨げ、
　人間の存在を熊に知らせましょう。　　　　　　　　　風(fēng)があたると急激に體溫を奪われ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　低體溫癥で生命の危険が生じます。　

　あとがき

　今回の登山はあまりにも下調(diào)べ不足、準(zhǔn)備不足でした。そしてあらゆる事態(tài)を想定してもしもの時(shí)に備えておくことの大切さを?qū)Wびました。

　最終的に私たちを救ったのは、小さなＬＥＤのライトでした。これがなかったら、道を間違えて遭難する可能性が充分にありました。

<1> 下調(diào)べは充分に、リフトの運(yùn)行時(shí)間は日帰り登山を想定して組まれていません。

<2> 時(shí)間に余裕を持った計(jì)畫(huà)を、早朝に出発し午後早い時(shí)間に戻ってくる日程を組みましょう。

<3> 「三とう」を忘れずに、弁當(dāng)?水筒(充分な水量)?電燈(電池とその予備)。

<4> もしもの事態(tài)にそなえて、雨具(カッパ上下)?非常食?緊急用ブランケットなどを攜行しましょう。

<5> 鈴?笛?ラジオで音を出して歩き人間の存在を知らせ、熊との不用意な遭遇を防ぎましょう。

　私たちの失敗を反面教師に皆様の安全な登山にお役立ていただければ幸いです。