まだまだ桜三昧…?!
- 更新日:2009年04月20日
- カテゴリ:四季だより
メロディラインをピンク色に染め上げていた桜もすっかり若葉が出てきて、佐田岬半島も新緑が爽やかな季節(jié)になってきました。
空気の色がどんどん明るくなってきているように感じます。
今年はもう遅いですが、メロディラインを含め佐田岬半島は桜がきれいです。
道路沿いに満開に咲く華やかな桜に、明るい菜の花の黃色に縁取りされた真っ青な海が映えて、それはそれは美しい風(fēng)景が観られます。
降り注ぐ花びらのシャワーを浴びてのドライブは最高に気持ちがいいのですよ。
一枚一枚の花びらは、白に見間違えるような薄いピンクなのに、樹全體はびっくりするような鮮やかな色で…
咲き始めたと思ったら一斉に花開いて、あっという間に終わりを迎える…
桜ってホントに神秘的な「樹」だと思います。
ちなみに公園や道路沿いなどに植えられているのは、ソメイヨシノといわれる江戸時代末期に造られた交配種がほとんど。
種子から増えることができず、すべて人の手によって接ぎ木などで増やしたものなんだそうです。
満開時には花だけが密生し、樹全體が大きな花束みたいになる華やかな種類です。
山中に、まるでぼんぼりのように咲く淡いピンクの山桜。
自然種としてはオオシマザクラ、エドヒガンなどがあるそうです。
固有種?交配種を含め、その數(shù)なんと600種類以上。開花時期もさまざまで…
そして、なんと3月中旬から5月中旬まで花を咲かせてくれるのです。
「まだまだお花見、行けるよな…」
なんて感心していた矢先、見つけました。桜風(fēng)景。
濃いめのピンクで、牡丹を縮小したようなボリュームある花をつける八重桜。
たくさんの桜の木が一斉に花開く賑やかさはなかったですが、まさに今「春真っ盛り」という感じに咲いていて…。
お花見シーズンの桜とはまた違う、靜かでいっそう暖かい春らしさを堪能できました。
ちなみに、しだれ桜の隣にはサクランボの青い実が鈴生りになっている木を発見。
ここでは、ずいぶん長い間、桜の花を楽しめるなぁと、改めて感じました。
(寫真はすべて平成21年4月11日撮影)