平泉 毛越寺に行ってきました (後編)
- 更新日:2024年10月25日
- カテゴリ:歴史

今回は毛越寺の後編をお送りします

毛越寺庭園の対岸の続きからです。

こちらは遣水(やりみず)と言い、
當時の風雅な趣を表す場所となっています



約900年の歴史を感じる
とてもきれいな庭園です



水路の橫には常行堂が有ります

更に進んで行くと東門跡という
場所に出ます。

位置関係確認の為に毛越寺の図面
を再度見てみます


池の一番東側ですね。
右橫には大きな道があり、更にその橫には
同じような池が有りますねー


同じような池の場所は
観自在王院と言う様です

実は毛越寺に來る前に
手前に見える大きな道も撮っていた
のでご紹介させて頂きます




ここは車宿跡と言いまして
當時身分の高い人物を乗せた牛車を
停めておく場所だったそうです



當時の貴族は牛車を降りてここ東門から
毛越寺に入場していた様です


ここは図面の右下に見える
少し張り出した場所です

更に進むと池に浮かぶ石の場所
が有りました



ここも東日本大震災の影響を
受けていたようですね

池を一周回ってきました

おっ

ここにも松尾芭蕉の痕跡が、、、


一旦毛越寺を出て、
隣の観自在王院に行ってみます


奧が毛越寺、右が観自在王院ですね

位置関係はこちらで、





ここは広い公園となっており
無料で入れる様です

早速奧に行ってみます



ここは舞鶴が池で、池の中に
浮かんでいる島が中島です

當時は橋が架かっていたそうです




池に沿って奧へ行ってみます


何か建物が見えてきました。


観自在王院は奧州藤原氏2代目當主
基衡公の奧様が建立したもので、
貴人の邸宅を寺地として造営された
ものだそうです


こちらの庭園も毛越寺に負けず劣らず
とても綺麗でしたー

最後におまけとして
平泉駅の様子もご紹介しまーす



駅前にはお土産屋さんやお食事所
があり、綺麗に整備されています


この交差點を奧に進めば毛越寺、
右に曲がれば中尊寺が有ります

電車でお越しの際は徒歩で両方
ご見學されてみては如何でしょうか?
約1萬歩は歩けますよ

今回は以上です。
■寫真は全て2024年9月撮影
■現地から約132㎞