白石和紙でアート
- 更新日:2022年04月02日
- カテゴリ:周辺情報
皆様こんにちは
遠刈田レジデンスに來ているアーティストの紹介です。

遠刈田レジデンスに來ているアーティストの紹介です。
版畫アーティスト方が今回は來られています。
今は、水性木版畫をされています。
和紙を使った版畫で白石和紙が気になり來県されました。
白石和紙は宮內庁へ定期的に納められていて、
第二次世界大戦の降伏文書として使われました。
文書用の紙として使われる一方で白石和紙は裝束としても
使われていました。和紙を細かく裂いて、撚りをかけて
糸にしたものを織る「紙布織り」にこんにゃく糊で揉んで
丈夫にしたものを仕立てると「紙衣」となります。
繊維の長い和紙の服は、風を通さず溫かいため布よりも高価な
最高級品とされ松尾芭蕉が旅の防寒著として愛用されていました。

白石市では、古くから伝統、文化、産業を象徴した
「白石三白」と呼ばれる
【溫麺】【和紙】【葛】が存在していました。
時代とともに葛は消失してしまい和紙も姿を消そうとしています。
殘念ながら今では白石和紙の正當な漉き手はいませんが、
技を継承し制作されています。