~宮城蔵王からこんにちは~ 「 如月、朔日を歩く 」
- 更新日:2019年02月10日
- カテゴリ:オーナー日記
その27 「 如月、朔日を歩く 」
みなさま、こんにちは。
例によって1月はあっという間に過ぎ、2月を迎えました。
月が変わり、カレンダーや暦を新しい月に替えた際に、暦の2月の橫に「如月」と記してあるのに改めて気づきました。
暦には、毎月、陰暦?舊暦の名稱が併記されているのは承知しておりましたが、
「如月」は字面も音の響きもなんかカッコいい、とミーハーの私は思ってしまいました。
さらに、ついたちのことを「朔日」、末日のことを「晦日」と呼びますよね。
たまたま2月1日にリゾート內を歩いてみたことから、こんな表題をつけてみました。
ときおりゴーッと吹雪いては來るものの、お日様の光が柔らかないい日でした。
寫真は、ロイヤルシティ宮城蔵王リゾート第Ⅰ期分譲地內の林の中です。
2月の風景とは思えません。
今年は、本當に積雪が少ないんだなあ、と感じます。
そもそも、2月中に散歩に出るなんて、例年であれば考えられないことです。
これは、舊宮城蔵王ロイヤルホテルのチャペルです。
Active Resorts宮城蔵王、と新しい名稱で呼ぶべきなのでしょうが、新名稱は、イマイチピンとこないものですから、內輪では相変わらず舊名稱で呼んでいます。
それはともかく、このチャペル付近を通りかかると、「赤毛のアン」を連想してしまいます。
実際にプリンスエドワード島に行ったことはないのですが、子供の頃に夢中になって読んだアンのお話の舞臺として、想像していた世界の一端を、ここのチャペルで見えるような気がするのです。
少ないとはいえチャペルの周りには、そこそこの積雪があります。
誰も歩いた形跡のない雪の上を歩いてみました。
と、どうでしょう、先客の足跡を見つけました。
5センチくらいのまあるい足跡と、動物に詳しくなくともわかる、鳥の足跡です。
どんな動物、どんな鳥だったのでしょうか。
いろんな想像が膨らみますね。
そんなこんなで、如月朔日の散歩は終了しました。
さて、その翌日です。
大量とは言えませんが、積雪がありました。
なんとなく、「北國の冬」らしくなってきました。
このまま雪が降り積もり、いつもの年のように、少なくとも3~40センチは常に雪がある狀態(tài)になるのかなと思っておりました。
ところがどっこいぎっちょんちょん、であります。
これは、立春を過ぎたある日の、リゾート內を走る県道の寫真です。
春が來たかと勘違いしそうな暖かな日が訪れたりした結果、以上のような景色と相成りました。
ほとんどの道路が乾燥路面なので、運転の際は大変助かってはいるのですが。
今年の冬は、ロクに雪景色を見せてくれることなく、如月から彌生へとすんなり移行してしまうのでしょうか。
人間とは勝手なものです。
降らなければ降らないで物足りない。
全國的に見れば、降るところには降っているようですが、宮城蔵王周辺の冬將軍には、もう少し根性を見せてほしいもんだ、などと勝手なこと思ったりもしております。
天の神様がどんな判斷を降されるのか、固唾をのんで見守りたいと思います。
(寫真は平成31年2月 當リゾート內にて撮影)