～宮城蔵王からこんにちは～　その９

　　　　　　　その９「　春風(fēng)、薫風(fēng)　」

　みなさま、こんにちは。

　風(fēng)薫る５月がやって來(lái)ました。

　ほぼ天候に恵まれたゴールデンウイークも過(guò)ぎ、立夏を迎えて、暦の上ではもう夏となりました。
　この、暦の上でという季節(jié)の捉え方というのは、日本獨(dú)特のものだと思うのですが、私は大好きです。
　大抵の日本人は、意識(shí)せずに使い分けていますよね。
　暦に書いてある二十四節(jié)気なども、よく眺めてますし、農(nóng)作業(yè)の開(kāi)始時(shí)期としても今でも參考にしている方も多いことだと思います。

        本當(dāng)に風(fēng)が香りそうな蔵王と里山。

 　
　この寫真は、４月末のものなのですが、のどかないい風(fēng)景です。
　
　全國(guó)には、たくさんの名所舊跡があり、それぞれ絶景スポットと呼ばれる寫真の撮影場(chǎng)所がありますが、私がこの寫真を撮った場(chǎng)所は、まさに宮城蔵王の絶景スポットだと密かに思っている場(chǎng)所です。
　蔵王の山々は、あまり大きく寫ってはいませんが、里山の木々、牧草地の緑、空の青が蔵王の殘雪に美しく映えてまるで絵葉書に使えそうです。

　そうそう、前回みなさまにお知らせしてましたが、宮城から山形へ抜ける山岳道路「蔵王エコーライン」が、４月27日に開(kāi)通しました。

        蔵王寺を過(guò)ぎたあたり、賽ノ磧付近の眺め。　

　「蔵王エコーライン」が開(kāi)通した翌28日に、たまたま山形への所要があったため、さっそく通行してみました。
　ゴールデンウイーク中ということもあり、交通量も多め。
　この日は天候に恵まれて、クッキリとした藍(lán)に近いような青空だったため、だいぶ少なくなった山の殘雪の白と、抜けるような青空とのコントラストが実に美しく、鮮やかでした。

  

        車窓から眺めた雪の回廊。　　　　　　　　

　毎年、「蔵王エコーライン」の開(kāi)通直後は、雪の回廊を通行することを楽しみに蔵王を訪れる観光客が多いのですが、今年の雪の回廊は、いつもより雪の壁の高さが低いようです。

　それでも、雪の回廊だけでなく、芽吹きつつある木々?菜の花?山桜?桃の花などのたくさんの山を彩る植物や、ときおり聞こえる鳥のさえずりなどを通して春の山を満?jiǎn)摔筏蓼筏俊?/span>

        いつもの、我が家のリビングからの眺め。

 　春風(fēng)が、そよそよと若い葉を揺らしていきます。
　本當(dāng)に風(fēng)が薫るとすれば、それは若葉の香りでしょうか。

　リビングから見(jiàn)える木に取り付けた巣箱に、シジュウカラが巣作りの下見(jiàn)にやって來(lái)ました。
　ぜひ、ここで子育てをしてほしいなと思っていますが、我が家の巣箱を選んでくれるかどうか、さてどうでしょう。

　蔵王はどの季節(jié)も美しいですが、これから梅雨までの間、特に、美しくさわやかな新緑の季節(jié)を迎えます。


※蔵王エコーライン　賽ノ磧　　當(dāng)リゾートより約12.6ｋｍ
※蔵王エコーライン　雪の回廊　當(dāng)リゾートより約16.1ｋｍ付近で撮影
（寫真は平成30年4月撮影）