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アスピーテ體験隊が行く！『毛ばりを作ってみよう』

更新日：2015年03月12日
カテゴリ：暮らし方

　３月１日は北東北の多くの河川にとって、渓流釣りファンが待ち望む『解禁日』です。今回アスピーテ體験隊は「フライタイイング」（毛ばり作り）に挑戦します

。

　さすが、巖手の図書館にはフライフィッシング入門書から、釣り場のガイド、毛ばりの作り方の指南書まで、豊富な文獻がそろっています。指南書を參考にWebで道具や材料を調達し作成に挑みます

。

左上から①ハックル（専用に飼育された鶏の羽）②エルクヘア（ヘラジカの毛）③スタッカー（②の毛先を揃えるための筒）④ボビンホルダー?スレッド（毛ばりを巻く為の糸とそのホルダー）⑤ダビング材（化學繊維の綿）⑥フライフック（毛ばりの土臺となる釣針）⑦フィニッシャー?ニードル（糸を巻きとめたり毛ばりの形を整える道具）⑧はさみ⑨ハックルプライヤー（①をつかむプライヤー）

　まず、⑥フライフックをタイイングバイス（萬力）に固定し、④スレッド（糸）を下巻きしてゆきます。

　次に①ハックルを一枚むしり、⑥フライフックに、④スレッドを使って固定します。④スレッドに⑤ダビング材をよりつけてボディを巻く準備をします。

　⑤ダビング材をよりつけた④スレッドを⑥フライフックに巻いてボディを作ります。水生昆蟲の胴に見えるように少しテーパーをつけて円錐狀に巻くのがポイントです。そして⑨ハックルプライヤーで①ハックルをはさみ⑥フライフックに巻きつけてゆきます。

　①ハックルを固定したら②エルクヘアを適量刈り取り③スタッカーを使い毛先を揃えます④スレッドで⑥フライフックに巻きとめます。ヘッド（頭）側の余分な毛を⑧はさみでカットし完成です。

　エルクヘアカディス（ヘラジカの毛で作ったトビゲラのイミテーションフライ）のつもりですが指南書の見本と比べるとちょっと違うような???

　さて、自作のフライで八幡平の渓流魚を釣る上げる事はできるのでしょうか？

※掲載の寫真は全て平成27年3月撮影

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