標(biāo)高700メートルに散りばめられた森の広大な野外美術(shù)館 - 湧水町 霧島アートの森
- 更新日:2012年05月24日
- カテゴリ:周辺情報(bào)
「霧島アートの森」は、湧水町栗野岳にある広大な敷地の野外美術(shù)館です。屋內(nèi)展示館のアートホールにも、オノ?ヨーコをはじめモダンでちょっと不思議な現(xiàn)代作家の作品が多數(shù)収蔵されていますが、何といっても特徴的なのは屋外展示の作品群です。
広々とした芝生の野外広場(chǎng)と樹(shù)林ゾーンと呼ばれる森の中に、22の作品が點(diǎn)々と散りばめられています。この作品たちは、それぞれの作家達(dá)が実際にこの地に足を運(yùn)び、好きな場(chǎng)所を自分で選び出し、そこに自分の感性のままに創(chuàng)り出したオリジナルのも。共通するテーマは、「自然と人間」。様々な素材、思いがけない場(chǎng)所に、周?chē)欷紊渥匀护纫惑w化して、蕓術(shù)作品はそこにありました。
鹿児島在住の作家が作ったというちょっと寂しい表情の「やせ犬」。全部で8匹いて園內(nèi)のあちこちで出會(huì)いますが、探し出してみる立場(chǎng)の私達(dá)が、もしかしたら犬に見(jiàn)張られているのかもと、不思議な気分になります。
森の小道をずんずん下った林の中には、5人の「インサイダー」が隠れています。長(zhǎng)身であるイギリス人の作家は、自分と同じ身長(zhǎng)の鉄の人を分身として林の中に配置したといいます。少しほの暗い林の中で一人、二人と見(jiàn)つける楽しさ。霧の深い日には見(jiàn)つけ出すのが難しそう…。
緑の茂みに育まれるような鉄製の鳥(niǎo)の巣の中に首を入れてみたり、サツマイモの葉っぱのステンドグラスの光を浴びてみたり、いくつかの秘密基地に上って森を眺める楽しさを味わったり…。鳥(niǎo)の目線になって、森の中見(jiàn)ることが出來(lái)る、と思って登った森の中の秘密基地。本當(dāng)に小鳥(niǎo)のさえずりがすぐ側(cè)で聞こえてきて驚き。
そこに置いてある國(guó)內(nèi)外の有名作家の蕓術(shù)作品に実際に觸れて、その感觸を?qū)g體験できることで深まる感性は個(gè)々人で違うと思います。その感性を大切にするために、あえて詳しい説明はつけていないとアートの森では説明しますが、毎週日曜日の午後から野外展示されている作品の解説付きの「園內(nèi)ツアー」も催しているそうです。
実際に森を歩いて自分の場(chǎng)所を見(jiàn)出す作家の様子や制作中のエピソードなどを聞きながら、珍しい森の木々や花の事、森に住む鹿やムジナや小動(dòng)物の話もたくさん聞くことが出來(lái)る園內(nèi)ツアー。今度來(lái)るときは、ぜひ參加してみたいです。
野外広場(chǎng)の木陰で、じっとしていると風(fēng)の音や小鳥(niǎo)の聲に混じって子どもたちの歓聲や大人達(dá)の會(huì)話が聞こえてきます。「わーい、見(jiàn)て見(jiàn)て」「何だこれは~」「違うわよ~」大人達(dá)の笑い聲もたくさん聞こえてきます。それらは青い空や緑の中にスイッと吸い込まれては掻き消えて、風(fēng)の音や木々のそよぐ音と変わらず、自然の一部になっているように思えます。
蕓術(shù)品を靜かに鑑賞する美術(shù)館もいいですが、霧島アートの森のように作品や自然に觸れながら、生きいきと実體験できる野外美術(shù)館で、開(kāi)放的な気分になるのも本當(dāng)に良いものです。
標(biāo)高700メートルの園內(nèi)はこれからの季節(jié)には涼しく爽やかで、ちょっとした避暑気分が味わえます。
霧島アートの森
姶良郡湧水町木場(chǎng)6340‐220
電話 0995‐74‐5945
■交通アクセス 霧島高千穂リゾートランドより約33㎞(車(chē)で約50分)
■上記の寫(xiě)真はすべて、平成24年5月に撮影されたものです。