カラフルなピアノが、街なかで人とのふれあいを奏でます。― 國分パークプラザ広場
- 更新日:2012年03月28日
- カテゴリ:周辺情報
國分のまちなかには、通りかかった人が誰でも弾ける、ストリート?ピアノというものが置いてあります。ストリート?ピアノとは2008年にイギリス?バーミンガムを発祥としたプロジェクトです。
「Play Me, I'm Yours!」と名付けられアメリカ、オーストラリア、ブラジルなど世界各地に広がっています。このプロジェクトの仕掛け人はルーク?ジェラムというイギリス人のアーティストです。彼は云います『町の中に、ピアノを置いてみると何が起きるか。そのピアノは誰のものでもない、むしろ「I'm yours(あなたのもの)」、日々そこを行き交う人たちのもの。通りがかった人がピアノで何かを弾き、それをまた通りがかった人が聴き、足を止め、會話が生まれ、コミュニティが生まれる。』
「空白のキャンバス」とルークが表現するように、このピアノを誰がどのように使い、何が生まれるかは私たち次第です。(參考:PTNA(ピティナ))そんなストリート?ピアノを國分の商店街が、日常の中でピアノが奏でる曲を通じて人とのふれあい創りだそうと設置しました。
40年ほど前に製造され今は使われなくなり、廃棄処分になる前のピアノを譲り受けた國分の商店街が、地元高校の美術部にデザインとペイントを依頼して蘇ったピアノです。そのピアノは、まちを訪れた様々な人たちによって奏でられ、そして行き交う人たちは演奏に足を止めて聞入るシーンが數多く見られます。
買い物帰りの母さんが、子どもをひざに乗せピアノを弾いています。また、會社帰りの女性がおもむろにピアノに向います。年配の男性が楽譜を持ち込み、練習代わりにピアノを弾きます。部活を終えて帰宅の途中にピアノを弾く中學生。ストリートミュージシャンがギターとピアノでセッションしています。晝夜、老若男女問わず様々な人たちが様々なスタイルで、このストリート?ピアノで自分を表現しています。
國分のまちにお立ち寄りの際は、ぜひストリート?ピアノに觸れてみてください。何かが生まれるかもしれませんね。
國分パークプラザ(きりしま國分山形屋向い)
霧島市國分中央三丁目9―20
TEL0995-45-0313(國分通り會連合會事務局)
■交通アクセス ロイヤルシティ霧島妙見臺より約10㎞(車で約15分)
■上記の寫真はすべて平成24年3月に撮影されたものです。







