スタッフもはまる北東北?。几咚嗓纬兀尽·郡蓼膜韦い?/h2>

• 更新日：2010年10月30日
• カテゴリ：周辺情報

　『高松の池』はかつて「上田の堤」と呼ばれていたそうです。

　1598年、盛岡城築城に當たって北上川?中津川?雫石川の合流地點で低濕地地帯だった盛岡は付近一帯の治水が重要な課題でした。

　川が出水したら街の安全に重大な支障をきたすということで、4箇所の堤を設け盛岡城下の開発を進めて行ったその名殘の一つです。

　満水時には105haにもなる巨大な池で、現在では市立公園として春の桜、夏のボート、秋の紅葉、冬の白鳥と四季の行楽地として盛岡市民の憩いの場として親しまれており、日本の桜名所100選にも選ばれています。

　名前の由來は、盛岡築城當時の上田の堤(高松の池)付近は鷹狩の場であり、また松林の美しさが有名であった事にちなみ『高松の池』と名づけられたとされているそうです。

　散策路がついており池の周囲をぐるりと一周できるようになっています。

　平日にもかかわらず結構たくさんの人々が來て、ジョギングしたり寫真を撮ったり散歩したり思い思いに過ごしています。

　里の秋にも少しずつ紅葉が広がってきており天気も良く、私も池の周りを一周してみる事にしました。

　「こんな街の中にはもう鷹は住めないよなぁ～」と思いながら歩いていると、たくさんのカモが池の中を気持ちよさそうに泳いでいるではありませんか。

　「私もスイスイと池の上を泳いでみたいよなぁ～」と獨り言を言いながら歩いていると、「白鳥のボート500円」という看板を見つけました。

　「これだ！」とばかり早速乗り込みます。

　車のハンドルのようなものと、自転車のペダルのようなものがついた簡単な作りですが、なかなかペダルを漕いで進むのも體力が要ります。

　カモ達が私のボートの後ろを追いかけてきます。

　「よし！負けないぞぉー！」と必死でボートを漕ぎ続けます。しかし高松の池は広い???

　體力も限界を感じ始めた頃、追いかけてきていたカモ達が向きを変え、あらぬ方向へと向かっていきます。

　カモ達の向かった方向にはエサを與える親子の姿が???

　「おいっ！ついて來いよ！まだ勝負は終わってないんだから！」と言ってみても會話が成立するはずもなく、ほとんどのカモがエサにつられて親子のもとへ行ってしまいました。

　「まぁ、途中でレースを投げ出したカモの負けだな??」と一人納得し、ボート乗り場に戻りました。

　「よし！次は冬の白鳥と勝負だ！」と一人勝ち誇った顔で高松の池を後にしました。

　※冬季間は高松の池の貸しボートは休業しています。

＜高松の池＞　たかまつのいけ　リゾートより約38km

※掲載の寫真は全て平成22年10月撮影

～ＩＴＯ～