【オーナー日記】§07 ブルーベリー
- 更新日:2015年07月10日
- カテゴリ:オーナー日記2
リンゴとベリーの庭を目指す身としては、庭に植えるベリーの選択に當たってブルーベリーは外せない。というより、その栽培の容易さ、花や紅葉の美しさ、果実の利用価値などからして主役となるべきものである。
植える品種だが、八幡平は寒冷地であるので、ほぼ(ノーザン)ハイブッシュ系の一択となる。ハイブッシュ系については園蕓店のWebサイトをみると接木苗と挿木苗が販売されているが、接木苗は株仕立てにしたくてもシュートを利用できない(シュートは臺木の性質を帯びる)し、耐寒性も臺木のラビットアイ系に引きずられて通常のハイブッシュ系より劣りそうに思えたので、全てハイブッシュ系の挿木苗を購入した。
植える品種だが、八幡平は寒冷地であるので、ほぼ(ノーザン)ハイブッシュ系の一択となる。ハイブッシュ系については園蕓店のWebサイトをみると接木苗と挿木苗が販売されているが、接木苗は株仕立てにしたくてもシュートを利用できない(シュートは臺木の性質を帯びる)し、耐寒性も臺木のラビットアイ系に引きずられて通常のハイブッシュ系より劣りそうに思えたので、全てハイブッシュ系の挿木苗を購入した。
ハイブッシュ系は寒さに強く自家結実性があるが、ラビットアイ系より土壌のpHの選択性が高くかなりの酸性土壌(至適pH4.3〜4.8)でないとうまく生育しない。庭の土壌酸度を測定してみたところpH6.5〜7.0とかなり高めであることが判明したので、ピートモスと鹿沼土、それに硫黃粉を植穴の土に加えて調整を行った。
これらを混合した直後の土のpHは5.5〜6.0前後と依然として高く、當初土壌酸度計の精度を疑ったが、しばらくしてから試薬による比色法と、土壌酸度計で再度測定してみたところ今度はどちらもpH4.4前後を示した。どうやらピートモスが土(水)に馴染み硫黃粉の効果がでるのには少し時間がかかるようだ。
これらを混合した直後の土のpHは5.5〜6.0前後と依然として高く、當初土壌酸度計の精度を疑ったが、しばらくしてから試薬による比色法と、土壌酸度計で再度測定してみたところ今度はどちらもpH4.4前後を示した。どうやらピートモスが土(水)に馴染み硫黃粉の効果がでるのには少し時間がかかるようだ。
苗はWebサイトと地元の物産店などで購入したものとがあるが、地元で購入したものの方が気候に慣れているためか、運搬時のストレスがないためなのか元気がよくまた安価であった。品種は、大実で味も良く一般的に入手できるものとしては恐らく一番人気のチャンドラーの他、早生種のウェイマウス、スパルタン、エリザベス、ボーナス等數種類を植えた。
自家結実性があるといっても別品種を近くに植えた方が実付きはよいとのことである。また、購入時に花が咲いていたものは全て切り落として(とても殘念)樹勢の強化に専念させることにする。できれば3年程度は実をつけさせないほうが良いようだが、そこまで我慢できるかどうか...
自家結実性があるといっても別品種を近くに植えた方が実付きはよいとのことである。また、購入時に花が咲いていたものは全て切り落として(とても殘念)樹勢の強化に専念させることにする。できれば3年程度は実をつけさせないほうが良いようだが、そこまで我慢できるかどうか...
恐らく一番人気だと思われるチャンドラーという品種の苗。購入時に花が咲いていたが、今年は苗の育成のため全部摘み取った。ブルーベリーの苗はネット販売などで購入するより、地元で栽培しているものを物産店などで購入したほうが、良い苗を安く手に入れられるようだ。
ブルーベリーは根が淺いため乾燥に弱くマルチングが必須とされる。庭には都合よく?家を建てた際に伐採したトウヒの丸太があってその樹皮が大量にとれるのでこれを割ってマルチングの材料とした。
pH調整をしていない場所の土のpHは6.5程度。土壌酸度計でpHを測定するには測定部分の土に水を撒き、しばらくしてから土壌酸度計を土に突き刺して測定する。
pH調整を行った植穴部分のpHは4.4程度であった。寫真中央の土壌酸度計の右上にみえるのがブルーベリー(ボーナス)。下に見えるのはクロマメノキ(淺間ベリー)、左下はクランベリーで、これらもブルーベリーと同様酸性土壌を好むということなので試しに一緒に植えてみた。現在はpHの調整部分は植穴部分のみであるが今後はブルーベリーが根を広げられるよう、調整範囲を広げていきたい。
比色法により測定したpH。上段はpH未調整部の土で、下段がブルーベリーの植穴部分の土。それぞれ異なる場所から採取した土に試薬をかけてその色を見る。上段のpHは6.0〜7.0程度、下段は4.0〜5.0と調整部分の土は十分低いpHとなっており、土壌酸度計の數値と概ね一致していることがわかる。
『三輪様』
2015年4月より八幡平リゾートにて定住を開始、果樹?固定種の野菜の自然栽培にチャレンジされています。
※掲載の寫真は全て平成27年6月撮影
※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。
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