【オーナー日記】#12 自然のもてなし
- 更新日:2014年08月28日
- カテゴリ:オーナー日記
自分たちが定年後の居を八幡平に移すことを考え始めたとき、周囲は「八幡平に行って何をするの?」といい、自分たちは「ここにいて何をするの?」と反駁していた
。
そして、交通渋滯と騒音、硬直しつつあった様々な関係を斷ち切った自分たちだけの人生を思い描いた
。
八幡平は八甲田?八幡平?蔵王を日帰り圏とし、東北3大祭りをはじめ、北東北の催し全體を手に入れられる立地。カメラ萬歳!
一方のゴルフ場は安い、混まない、近い(昔の流行語:安?近?短の狀態)
。
これが神奈川からみた八幡平への思い入れだった
。
<定年とは社會的な責任を果たしたのちに手にする、自分のためのとても大きな時空間への入り口、決して先細りしていく人生の折帰し點などではない>と考えている
。

そして、交通渋滯と騒音、硬直しつつあった様々な関係を斷ち切った自分たちだけの人生を思い描いた

八幡平は八甲田?八幡平?蔵王を日帰り圏とし、東北3大祭りをはじめ、北東北の催し全體を手に入れられる立地。カメラ萬歳!

一方のゴルフ場は安い、混まない、近い(昔の流行語:安?近?短の狀態)

これが神奈川からみた八幡平への思い入れだった

<定年とは社會的な責任を果たしたのちに手にする、自分のためのとても大きな時空間への入り口、決して先細りしていく人生の折帰し點などではない>と考えている


蔵王のお釜 平成13年10月撮影

八甲田山系の睡蓮沼 平成13年8月撮影

八幡平からの巖手山 平成24年10月撮影
八幡平での生活の中で“神奈川で見た夢”は間違ってはいなかったと確信している

転居してすぐ趣味!とはいかない。先ずは日常生活の確立がある。この日常生活の中に神奈川では想像もしなかった大きなどよめきがある

ここに來て5ケ月にもなるのに、今なお、一度も八幡平の頂上に立っていない。何故? 生活の中で接する人々?自然に揺さぶられ続け、神奈川で思い描いた趣味以上の発見と感動の毎日だからだ



フキノトウが雪解けを知らせ、桜が春を告げた。 他の個々の木がみんな桜と同じように春を謳歌した。まじかで見るカラマツの松かさの誕生がとても新鮮だった
。

フキノトウ 平成26年4月撮影

上坊牧野の一本桜 平成26年5月撮影

カラマツの子 平成26年4月撮影


フキノトウ 平成26年4月撮影

上坊牧野の一本桜 平成26年5月撮影

カラマツの子 平成26年4月撮影
街では蠅が一匹迷いこむと茶碗がひっくり返るのも顧みず、叩き落としにかかる。ここでは6月になると毛蟲が空から降り、散歩では空中遊泳している毛蟲が顔にぶつかること珍しからず
。
この毛蟲たちはちょうど1月で姿を消す。卵を産み付けた円筒狀のオトシブミも多くみられる。今頃は自宅の壁の至る所に蛾が卵を産み付けている
。

空中遊泳中の毛蟲 平成26年6月撮影

この毛蟲たちはちょうど1月で姿を消す。卵を産み付けた円筒狀のオトシブミも多くみられる。今頃は自宅の壁の至る所に蛾が卵を産み付けている


空中遊泳中の毛蟲 平成26年6月撮影
先日は、知らない人は絶対手を出さないだろう“タマゴタケ”を頂いて食した
。腐葉土の上に真っ白な鶏卵を置いたように出てきて、それを突き破って出てくるのは真っ赤な毒々しいきのこ(タマゴタケ)である。リゾート內を探し回ったら、2か所でこれを発見できた
。




タマゴダケ 平成26年8月撮影
蛍は水のきれいな川にいると思っている。標高500~600mの山の中で姫蛍の亂舞を見るとは思ってもみなかった。數は少ないがリゾート內でも見ることができる

平家ホタルや源氏ホタルのように殘光を軌跡としては得られず、あたかもデジタル的LEDライトの明滅。バルブ撮影でも輝點のプロットとしてしか見ることができない。(寫真にならない)

リゾート外から5Kgを超える杏が屆き、當日のうちにジャム、杏酒、冷凍果肉に変身させ、30㎝を超えるモロッコインゲンを大量にいただき、からし醤油で味わうこと1週間

自宅の花壇は先輩住人の方からすべてを調達して完成。その多くはリゾート內を散歩して集めた野生種が多い

家の中の花瓶には季節の草木の小枝や花が飾り付けられている。園蕓種の花木を購入することはないし、似合わない
