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溫泉付!宮城蔵王の山々のふもとで暮らす。別荘、定住どちらにも適しています。
その67「 野菊 」
みなさま、こんにちは。10月も半ばとなりました。 あんなに暑かった日々が噓のように涼しくなり、それどころか寒さを感じるほどに秋が深まりつつあります。急ぎ足で訪れた秋がさらに深まりを増して、冬へのバトンタッチを急いでいるかのようです。そんな清冽な空気の秋にふさわしい、しかし反面地味な花が、山や路端をさりげなく飾っています。そこで咲いていることがあまりに當(dāng)たり前すぎて特に目を引くこともない、野辺に咲く小さな花「野菊」。 私の大好きな花です。
「 野菊 」 ? 遠い山から吹いてくる 小寒い風(fēng)に揺れながら 気高く清く 匂う花 きれいな野菊 うすむらさきよ ? (昭和17年 文部省唱歌) 例によって例のごとく、私の大好きな童謡?唱歌の登場でございます。私の野菊好きは、この歌から始まりました。數(shù)多ある童謡?唱歌の中で、一番好きなのがこの曲です。この歌を大好きになりすぎて、詞で歌われている野菊も大好きになったという次第。この寫真の野菊が咲いているのは、我が家のすぐそば、なんと、ゴミ置き場の建物の裏手なんですよ。 鶴ならぬ、掃き溜めに野菊、ですね。
花に限ったことではないのでしょうが、例年咲いてるから今年も咲く、というような、「例年通り」という保証などないのだなあ、と今年はつくづく感じています。この寫真は、これまた例によってチャペル付近の野菊なのですが、今年はほとんど咲いていないのです。昨年は、このチャペル付近には、群生と言っていいほど咲いていたのですが。いつもより寂しい景色になってしまいました。
どこにでも咲いてるはずなんだけど、と思いながらリゾート內(nèi)を歩いてみました。リゾート內(nèi)には栗の木も多いらしく、緑や茶色のイガがよく落ちています。ダイワハウス宮城蔵王リゾート現(xiàn)地販売センターそばの道筋で、栗が盛大にイガを落としており、それを見守るように野菊がひっそりと咲いているのを見つけました。
これは野菊に限らず植物全般に言えることですが、彼らはどんなところへでも種を飛ばし、根を張りぐんぐんと成長します。最近では、駐車場のアスファルトの上で花を咲かせた「ど根性彼岸花」がネット上で話題になっていました。こちらは、Active Resorts宮城蔵王のすぐそばの縁石で花を咲かせた、いわば「ど根性野菊」です。こういった光景は珍しいものではなく、全國津々浦々どこででも見慣れた光景だと思います。ちょっとやそっとの逆境などなんのその、命をつなごうとする、負けじ魂にあふれたような植物の逞しい生命力を、人間サマも見習(xí)わねば。
野に咲く野菊をちょっとだけ摘んで帰り、小さな花瓶に活けて、こけしのそばに置きました。たくさん摘んできて大きな花瓶に活ければ、地味な花の割には豪華な印象になるような気もします。それでも人間の、いや私個人の勝手な思い込みかもしれず、野菊にすれば迷惑な話なのかもと思いつつも、やはり野菊には、靜かにひそやかに咲いている姿こそふさわしいと思えるのです。 ※寫真は令和2年10月撮影
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