~宮城蔵王からこんにちは~ 「 クリスマス?ポートレイト 」
- 更新日:2019年12月13日
- カテゴリ:オーナー日記
その47「 クリスマス?ポートレイト 」
みなさま、こんにちは。
師走も半ばとなり大掃除やお正月の準備をしなくちゃ、と焦っている方も多いのではないでしょうか。でも大丈夫です。少々忘れたところがあってもお正月はどこのお宅にもちゃーんとやってきますから。
さて、ワタクシの個人的なタワゴトはともかく、世の中はクリスマス一色ですね。たいていの日本人は宗教的な行事としてとらえるというよりもイベントのひとつとして楽しんでいるようです。冬の風物詩としてすっかり定著しています。街を彩るクリスマスのディスプレー、イルミネーション、そして音楽。クリスマスも含めた冬の到來を感じさせる、ちょっとした風物詩を探してみました。
いつぞやもご紹介した、ございんホール(蔵王町文化會館)ロビー內のクリスマスツリーです。公的な建物內のツリーにしては、大型で立派です。飾り付けもスッキリしていて美しいですね。クリスマスの音楽といったら、それこそ星の數ほどあるでしょう。人によってそれぞれお気に入りもあるかと思います。
私のお気に入りは、今回表題に選んだ「クリスマス?ポートレイト」、1970年代に一世を風靡した、カーペンターズのクリスマス?アルバムです。
前回ご紹介した、ほんの10日ほど前の様子とはガラリと変わってしまった林の風景です。林の中の木々は、ほぼすべての葉を落としています。冬の訪れをしみじみ実感させます。
みなさまもご存知のとおり、カーペンターズのヴォーカリストである、カレン?カーペンターが32歳の若さで亡くなってから30年以上がたちましたが、彼らの楽曲が色褪せることはありません。この暖かな日差しの差し込む林の中では「楽しいそり遊び」の曲を聞きたいですね。カレンの明るい歌聲が葉を落として寒々とした印象の木々を包み込んでくれるのではないでしょうか。雪が全くないのでそり遊び自體ができないのは殘念ですけれど。
冬になると、リゾート內のほとんどのお宅ではストーブに火が入ります。そして、我が家ではストーブにあるものを乗せます。気づかれましたか?そう、焼き芋です。蔵王の我が家ではストーブに火が入ると必然的にさつまいもが登場します。2時間くらいするとあのいい香りが漂ってくるんですよ。それでも、クリスマスを語るときに焼き芋はちょっとNGですね。ストーブの火をメインの照明として室內の照明を絞ります。カレンの歌聲が流れる時間は、それはもう絵に書いたようなクリスマスです。クリスマスソングは賛美歌をアレンジしたものが多いですが、もともと靜かな賛美歌をさらにバラード風に歌う、カレンの艷ややかな柔らかな歌聲にはうっとりするばかりです。
蔵王の山々にも雪が積もりはじめました。これは、絵葉書スポットからの眺めです。雪が積もってはいますが、遠くから見てもまだ積雪の厚みはあまり感じません。それでもとても美しい眺めです。
「クリスマス?ポートレイト」は、カーペンターズのクリスマスソングのアルバムではありますが、全てをカレンが歌っているわけではありません。演奏のみの部分がありコーラスによる歌もあります。それでも主役はやっぱりカレンの艷やかで伸びのある歌聲。聞くものを魅了せずにはれません。
私が考える冬の風物詩と思えるものを主にご紹介してまいりましたが、今回のメインとなるものは「クリスマス」ですので、ディスプレーに工夫を凝らしていそうな「ActiveRezorts宮城蔵王」のロビーにお邪魔してみましょう。クリスマスツリーの橫に「こけしをさがす」でご紹介したこけしが、クリスマスの裝いで華を添え宿泊客の目を楽しませているようです。こけしは內側からあかりが燈されているのでツリーよりも斷然目立っていますね。
若いご夫婦や小さな子どもさんがやってきた場合などは、蔵王でも賑やかなクリスマスパーティが行われるのでしょうが、我が家をはじめ大多數のお宅では、靜かなクリスマスになりそうです。
※蔵王町ふるさと文化會館(ございんホール)は分譲地より約10km。
※寫真は令和元年12月撮影