~宮城蔵王からこんにちは~ 「 冬來たりなば?? 」
- 更新日:2018年12月08日
- カテゴリ:オーナー日記
その23 「 冬來たりなば?? 」
みなさま、こんにちは。
とうとう師走となりました。1年は365日、時の流れはいつも同じはずですが、
年々歳々、その流れを早く早く感じるようになりました。
美しい紅葉の時期も過ぎ、蔵王エコーラインも冬期の閉鎖期間に入っています。
いつぞやご紹介した「苔の道」が、落ち葉にすっかり覆われて、見事な「落ち葉の道」に変身しています。
交通量が少ないからこそ出現する「落ち葉の道」。
雪に覆われる前の、私の密かな楽しみの道です。
我が家のすぐそばにある、水音の杜の公園內を歩いてみました。松を除いた、木々はすべて葉を落とし、公園內に降り積もっています。
道以外の場所に足を踏み入れてみました。
何センチくらい積もっているのでしょうか。
ふわっとした感覚とともに、靴の甲まで落ち葉に沈み込みます。
サクサクとした音も心地よく、子供のように無邪気に歩き続けたくなる時間でした。
ある朝、空を見上げてみると、いかにも冬を連想させるような弱々しい光を放つ太陽が、葉を落とした木々の頭上にありました。
冬を実感する光景です。
本當に、長い冬が始まってしまったのですね。
私の、大好きな蔵王を眺めるスポット(例の絵葉書スポット)から眺める蔵王は、まだ雪は少なめですが、凜とした美しさを漂わせつつあります。
春や夏ももちろん素晴らしいのですが、蔵王に限らず、山は、やはり雪をまとってこそ「締まる」し、「美しさを増す」ような気がします。
山だって虹だって、特に珍しいものではありませんが、自然が作り出す見事な造景に、ベストタイミングで遭遇するのは、なかなか難しいことです。
この1枚は、我が夫が仙臺から蔵王に向かう早朝の時間帯に偶然遭遇し、スマートフォンで寫真に収めたものです。
場所は、上記の絵葉書スポット周辺です。
夫から送られてきたこの寫真を見て、
「いいなあ、私もこの目で見たかった。」
と羨ましさでいっぱいになりました。
長い冬には気が滅入ることも多いけれど、冬ならではの楽しさや、思いもかけない感動のチャンスが訪れたりするのも事実。
それに何よりも、時の流れは早いのです。
「冬來たりなば????」
「春遠からじ。」なんですよね!
寫真は平成30年12月撮影