~宮城蔵王からこんにちは~ その18
- 更新日:2018年09月30日
- カテゴリ:オーナー日記
その18 「 天上の赤い花?彼岸花 」
みなさま、こんにちは。
季節(jié)の移ろいの速さについては、日頃から重々承知のつもりでおりましたが、ついこの間までの、あの暑さはどこへ行ってしまったのでしょうか。
朝晩の気溫もぐっと低くなり、秋の到來を?qū)g感する毎日となりました。
蔵王の我が家の道路沿いでは、秋を感じさせる植物のひとつ、彼岸花が咲き始めました。
クロアゲハのお客様。
敷地內(nèi)に5、60本ほど咲いている彼岸花は、ヤマユリと同様に、我が夫が蔵王に居を構(gòu)えてから植え続けて増やしたものです。
秋彼岸が近づくと、鮮やかな赤い花を咲かせて、お彼岸がくるよ、お墓參りをわすれないようにね、と教えてくれます。
そんなある日、新聞で、埼玉県日高市の「巾著田曼珠沙華公園」というところで、約500萬本の曼珠沙華が咲き誇っているという記事を読みました。
500萬本!すごいなあ、見事だろうなあと思いながらも、蔵王の近くにもそんな公園があるぞ、と気付きました。
「善は急げ」と言います。さっそく行って來ました!
蔵王からそう遠(yuǎn)くない、柴田町という町にある「船岡城址公園」が、私のお目當(dāng)ての公園です。
ちょうど、「曼珠沙華まつり」の真っ最中でした。
彼岸花は、曼珠沙華とも言いますね。
曼珠沙華とは、彼岸花の別名で、梵語で「天上に咲く花?赤い花」という意味だそうです。
この花のお祭りをする場(chǎng)合、確かに「彼岸花まつり」よりも、「曼珠沙華まつり」としたほうがイメージが深まる気がします。
鮮やかな、天上に咲く赤い花。
公園內(nèi)にはたくさんの観光客が訪れており、今を盛りと咲き誇る、見事な彼岸花にカメラを向けていました。
「船岡城址曼珠沙華まつり」のパンフレットによると、公園內(nèi)には約20萬本の彼岸花が咲いているそうです。
500萬本には負(fù)けますが、見ごたえは十分、満ち足りた気持ちで彼岸花を眺め、公園內(nèi)の散策を楽しみました。
船岡城址公園からの蔵王遠(yuǎn)望
ついでと言ってはなんですが、展望臺(tái)から蔵王のお山の寫真を撮りました。
蔵王町を含めてこの柴田町なども、仙臺(tái)から南の地域という意味で仙南と呼びますが、仙南に住む者にとって、蔵王は子供の頃から馴染み深い、母なる山であると言えると思います。
仙南の町からは、どこにいてもこんなふうに蔵王を眺めることができるのです。
船岡城址公園をあとにして、蔵王の我が家に戻りました。
途中、見慣れた田んぼのあぜ道に咲く彼岸花の姿がありました。
豊かに実った稲穂のそばで靜かに咲いています。
何10萬本、何100萬本のゴージャスさとはまた違った、妙にホッとする原風(fēng)景であるような気がします。
※船岡城址公園 當(dāng)リゾート地より約24Km
寫真は平成30年9月撮影