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八幡平の子狐

　キツネは哺乳網ネコ目（食肉目）イヌ科の動物だそうです

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　一般的には北半球に広く生息しているキツネ屬の“アカギツネ”の事を指し、古來日本では『キツネ』と言えば、アカギツネの亜種である“ホンドギツネ”の事を指したが、明治以降は“キタキツネ”も含まれる様になったそうです

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　イヌ科にしては珍しく群れずに小さな家族単位で生活し、特にネズミ等のげっ歯類を捕まえて食べるそうです

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　又、日本の古來からの言い伝えによると、“キツネの子”には神秘的な能力があると言われていました

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　稲荷の神として親しまれて來た、キツネは元來“農耕神”として信仰され、豊穣や富のシンボルであった事に由來しているそうです

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　狐婚姻の類話には、正體を知られて別れたキツネの女が農繁期に帰って來て、田仕事で夫を助けると、稲がよく実るようになったと言う話もあるそうです

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　私の中では、キツネと言えば「ル?ル??ルールー」で有名なドラマしかありませんが、何と??八幡平リゾートにひょっこりと現れました

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　管理員さんから情報を聞きつけた私は「ル?ル?ルールー」と呟きながらリゾート內を探して歩きます

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　「居ましたよぉ～！キツネの子どもですよぉ～」なるほど神秘的な顔立ちをしています

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　私は“豊穣と富のシンボル”のキツネに近づきたくてたまりません

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　また呟いてみます「ル?ル?ル～ル～ルー」と???

　すると私に気付いたみたいですが、逃げません「私にも神秘的な能力があるのかなぁ～」と勘違いしながら更に近づきます

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　“何と可愛い顔立ちをしているんだろう”と感想を言っているともう一匹の“お姉さんキツネ”らしきキツネがやって來て一緒に二匹で山の方へ向かって走り出します「お～い！待ってくれ～」と叫びますが既に遠くまで走り去っています

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　「もう少しで、友達になれたかも知れないのに、殘念です～」と思いましたが、また會えるよ～と思い直して、管理員さんに報告すると、管理員さんから「ITOさんの“ル?ル?ル～”は“カレーのルー”の発音でしたよ」と指摘されます

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　「そんな事は無いだろう」と思いながらもキツネの子に會えた偶然に感謝している私は、思わず「HIDEKI～感激！」と言いながら「やっぱり今日はカレーかなぁ～」と思いスーパーで買い物し帰路に著くのでした

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※掲載の寫真は全て平成23年10月リゾート內にて撮影

～ＩＴＯ～